10/10(木)に放送した 「さとう広典の気になる数字」で、労働時間と労災申請について、お話しさせて頂きました。以下のリンクから、ぜひ聴いて下さい。
業種別に「月末1 週間の就業時間が60 時間以上の雇用者の割合」を見てみますと、平成30年は「運輸業・郵便業」17%が1番多く、
3番目が「教育・学習支援業」11%、
3番目が「建設業」10.2%でした。
そして、平成29年度の「脳・心臓疾患の労災請求件数の多い業種」は、
1番多いのが「運輸業・郵便業」197件、
2番目に多いのが「卸売業,小売業」115件、
3番目が「建設業界」112件でした。
これは、厚生労働省「平成30 年度過労死等の労災補償状況」のデータです。
これを見ると、長時間労働の割合が高い業界の申請が多いことがわかります。
労働基準監督署でも、2018年4月から「労働時間改善指導・援助チーム」を編成して、長時間労働の是正及び過重労働による健康障害の防止を重点とした監督指導を行っています。
また、労働組合の連合福山地協でも、無料の相談ダイヤルを設置して相談を受けています。
働く皆さんの健康を守るためにも、労働時間などの勤務条件を労働組合と企業で労使協議をしながら、働きやすい労働環境をつくる事が必要ですね。
FMふくやまで、毎週木曜朝7:50頃から「さとう広典の気になる数字」を放送しています。
これからも、皆さんと一緒に、数字を切り口に色々な問題を考えていきます。
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