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新型コロナウイルス危機と特別措置法について 3/12(木)「さとう広典の気になる数字」

   

 3/12(木)に放送した 「さとう広典の気になる数字」で、 「新型コロナウイルス危機と特別措置法」について、お話しさせて頂きました。以下のリンクから、ぜひ聴いて下さい。


 新型コロナウイルス対策の特別措置法が、国会で成立する見通しになりました。新型コロナウイルスの封じ込めには、医療の提供能力が一番のポイントです。特別措置法修正案には、「損失の補償」について明記してあります。ここには、「医療関係者が、国や地方自治体の要請で、医療の提供をして、死亡、負傷や疾病にかかったり、障害が残ったりした場合に、都道府県が、そのご本人か遺族か被扶養者が受ける損害を補償しなければならない」と定めてあります。

 医療関係者は、治療するにあたり、かなりのリスクを負っています。実際、次々と医師や看護師の新型コロナウイルス感染が報道されておりますから、医療機関の皆さんに対しての、少しでもリスクを軽減する事と、万が一の補償を用意する事が必要です。医療関係者の皆さんにとっては重い負担ですが、社会を守る為に、医療関係者の皆さんに尽力して頂かなければなりません。

 もし、改正案に何か追加するとすれば、治療の優先順位についての記載があっても、良かったのではないかと思います。重症患者が多すぎて、対応できない場合に、どういった優先順位で入院・治療対応するかということです。ご高齢の先輩方を先に診るのか、それとも、子どもを先に診るのかという事です。

 あと、他に、外国の医療関係者の支援受け入れについての記載があっても良かったとのではないか思います。医師をはじめとして医療関係者の感染が、続々と報道されています。それだけ、新型コロナウイルスは、感染力が強く、リスクが高いわけです。いったん感染してしまうと、感染力がなくなるまで、医療現場を離れる事になりますから、医療の提供能力が減っていきます。患者が増えて、医療のマンパワー不足で、対応できなくなった場合には、海外の医療チームに応援に来てもらう事が必要になるかもしれません。

 特別措置法は、様々な国民の皆様の権利を制限して、様々な強権を発動できるわけですが、政府が「権力に対する謙虚さ」を持って、危機対応にあたる事が必要です。そして、少しでも犠牲が少なくなるように、この新型コロナウイルスの危機を乗り切る事が大切ですね。


FMふくやまで、毎週木曜朝7:50頃から「さとう広典の気になる数字」を放送しています。これからも、皆さんと一緒に、数字を切り口に色々な問題を考えていきます。

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