さとう広典

選手交代・政策転換

さとう広典 公式facebook こちらからもご意見頂けるようになりました。
皆様のご意見をお聞かせ下さい
TEL:084-987-1003
FAX:084-987-1008
MAIL:sato@satohironori.com

活動ブログ

ウクライナ危機と外交の失敗について  2月24日 「さとう広典の気になる数字」

 

 2月24日 (木)に放送した「さとう広典の気になる数字」で、ウクライナ危機と外交の失敗について、話しました。

 ロシアのウクライナへの事実上の侵攻が起こり、国際秩序を乱す看過できない事態になっております。

 ロシアが、2月14日の週から行っている軍事演習によって、ウクライナが事実上の海上封鎖状態におかれ、アゾフ海は完全に封鎖され、黒海もほとんど航行できない状態になっておりました。地理的な事をお話ししますと、地中海から、トルコ沖を通って、黒海につながり、黒海から、ウクライナ沖のアゾフ海につながっています。

 海上封鎖というのは、物資の輸送もできませんから、ウクライナの経済にも大きな影響が出ます。このように他国の経済を脅かす事は許されません。   

 ロシアは、昨年12月から、ウクライナとの国境に兵10万人以上の部隊を集結させておりまして、軍事的緊張が高まっておりました。海上での軍事演習に先駆けて、ロシアとベラルーシとで、大規模な軍事演習を実施しております。日本政府を含めて各国が、ウクライナからの即時退去を呼びかけています。予断を許さない状況になっています。

 昨年12月11日から開催されたG7外相会議でも危機感を持って議論されておりまして、G7外相会議では、「ロシアがウクライナに侵攻すれば、極めて重い結果を招き、厳しい代償を払うことになる」という認識で一致したと報道されております。

 ロシアの他国への侵略行為を許してはなりません。ロシアへの対抗措置として、経済制裁が必要ですし、軍事行動ができないように封じ込めが必要です。

 今回のような危機を招いてしまったのは、2014年にロシアがクリミア侵攻をした後の外交対応に問題があったと思います。 ロシアは、2014年3月に、クリミア半島のグルジアをロシアの支配下におきました。その事に対して、アメリカやヨーロッパ、そして日本といった西側諸国は、ロシアに対して経済封鎖をしました。

 2016年5月の伊勢志摩サミットの際に、議長国になった日本がロシアへの経済封鎖を取りまとめましたが、半年後の2016年12月には、安倍総理がロシアに対して、3000億円の経済協力に合意してしまいました。

 経済封鎖をしているのに、日本がロシアに経済協力するという事は、ロシアのウクライナ侵略を許すという事になってしまいますから、EUの立場からすると受け入れることができません。他国を侵略したロシアに対する国際的な対抗措置を、日本がやぶってしまったことになります。

 当時の安倍総理が、こんな軽率な外交対応をしたために、ロシアに対して、他国を侵略したしても、厳しい措置は続かない、という間違ったメッセージを伝えてしまったのではないかと思います。その間違った日本外交が、今回のロシアとウクライナの危機につながっていると思います。

 ロシアへの経済制裁の影響ですが、2015年4月13日のCNN報道によると、ロシアの首相が2014年と2015年の損失が約12兆8000億円と述べたと報道しております。しかし、ロシア側にそれだけ大きな損失が発生しても、ロシアは、軍事力を使って手に入れたグルジアを手放さなかったわけです。

 このように、2014年のクリミア半島の例を見ると、ロシアは、国際関係を犠牲にしても、軍事力を使って領土を得ようとするほど、領土に強い執着を持っています。それだけに、今回のウクライナの危機は、予断を許さない状況だと思います。

 他国への侵略行為を許さず、平和を守る為にも、各国が協調して、経済封鎖をしていく事が必要です。

#立憲民主党

#福山市

#広島県

#佐藤広典

広報スタッフ