週刊ダイヤモンド特大号6/14


「病院経営本部に医療機器に詳しい人で構成する調査委員会を設置すべき」と訴える佐藤広典都議会議員
医療機器を高く買う “放蕩息子”

 さらに自治体病院は慢性化したドンブリ勘定により経営が圧迫されている。都立病院の医療機器購入問題を追及する都議会議員の佐藤広典氏の調査によると、「入札予定価格の設定があまりにずさんです」と語気を荒らげる。佐藤氏の調査によると、公正取引委員会の示す1・5テラスのMRIの平均価格は1億455万円(04年現在)
 これを静岡、神戸両市は、1億数千万円で購入したが、東京都では02年〜06年度にMRIを5台購入し、価格はいずれも2億円を超えていたという。
 さらに落札業者はすべて「自治体病院共済会」(東京都千代田区、下川泰社長)で、実際の納入業者はメーカー数社にうまく振り分けられており、前出の両市でも同様のケースが数件あった。佐藤氏は「共済会は談合の調整役なのか」としきりに首を傾げる。・・・(以下略)